会社員でブログ副業を目論んだが、余裕で失敗した話
ポンコツで社会人が辛い
さて、起業を目論んで葛藤する学生時代(前話)を終えて、
いったん理学療法士として就職を果たします。
ものすごーーーーーく労働環境のいい職場に就きます
- 初任給24万円(手取)
- みんな優しいひとばかり
- 和やか&向上心ある職場
- がんばり次第では定時に帰れる
たぶん、なかなか業界でも珍しい良好な環境だと思います。
(大阪の西成だけど)
最強じゃん
なんか不満とかあるのか??
朝起きるのがまず辛い
「労働のために起きる」というのが、絶対無理ポイント1つ目。
労働のために朝起きることほど憂鬱なことはないよね。
朝起きて「辞めてえええええ」って叫んだことが100回くらいはあった気がする。まじでメンタルにくる。
わたしも朝は9時くらいまで寝たいもんね
いくら職場環境が恵まれていても
「起きて、労働しにいかねばならない」という事実は変わりません。
学生時代までは、僕の得意技「遅刻してサボる」「授業に行って寝る」で良かったものの、会社員となるとそうもいかない。
大学の授業なんて3割寝ていたし、得意技が封じられたのがかなり痛手でした。
これさえクリアできれば、割と労働人生もアリだったのかも
好きな時に好きなことできない
当たり前ですが、労働していると好きな時に好きなことができません。
業務中にスマホを触って、個人的に気になることを調べることもNGです。
当たり前だけどな・・・
拘束時間の9時〜17時が僕には長すぎました。
僕はかなり衝動的に物事をやってしまうタイプ
- 気になったらとことんやりたい
- 1日そのことで頭いっぱいになる
- 「行動できない」とストレスになる
って感じなので、これも会社員向いてないんだよね
副業を目論むが失敗する
体力が削られてヘトヘト→副業に挫折
「本業をやりながら、家に帰ってからアフィリエイトをやろう」
と僕は最初思っていました。今考えても、戦略としてはいいと思います。
ただ実際やってみると、、
本業で想定以上に体力を削られるので副業どころではない
- 8時からカルテチェックしないと仕事にならないので、6時45分には起床して出社する。
- 急性期のリスクの高い患者さんを診るので、ミスがないように集中して神経がすり減る
- 入社1年目ということもあり、18時くらいまで業務が片付かずに残業して帰る(これでもかなりホワイト)
- 家に帰っても患者さんの治療プランを考える必要あり。そうじゃないと良い治療が実施できない。
もう帰ってきたら体力ヘトヘトだし、帰ってきても本業のことを考えないと次の日に備えられません。
帰って飯食って風呂入って1時間考えたら22時30分、爆睡で次の日です。
入社1年目なので本業フルコミットしないと本業が回らなかったんだよね。
「とりあえず3年」も挫折
そこでプランBに移ります。
「とりあえず3年」という魔法の言葉があるので、ひとまず3年くらい働いて資金・経験を貯めて、それから起業しようと考えました。
我ながら堅実な考えです。
めっちゃ堅実じゃん
- 起業失敗しても国家資格なので戻りやすい
- 3年勤めたら現場のことが一通りわかるはず
- お金もかなり貯められるはず
というわけで、とりあえず3年やろうかと思ってましたが、プランBもダメでした。
朝起きるたびに「はぁ、鬱。辞めたい」って言ってたので、マジで会社員が合ってなかったんだと思います。
「自分の時間を、自由に使うこと」に幸せを感じるタイプなので起床時間が決まっていることは相当なストレスでした。
3ヶ月勤めてみて、この生活を3年も続けるのは無理だと確信します(ダメ)
100万円を貯めて1年で辞めることに
結局、僕が選んだのがプランC
「1年間は本業にフルコミットして開業資金を貯めから、起業する」
もう、これしかなかったんだよね。
雇ってくれた会社の方々ほんとごめん。
起業のためになるべく節約して過ごして、1年で100万円ほどの軍資金を手にします。ブログ収益は0円。
ちなみに、不安とかは一切なく、気分爽快。
辞められて自由になる幸せを噛み締めながら無茶な起業に乗り出します。