Q. 「集中力が切れてしまいやすいです」
作業していると集中力がきれてしまいがちです。
「ひつじさんがお一人で作業する時のマインド」を教えてください。
僕も「集中力が切れる」は、ずっと悩んできたテーマです。
7年もデスクワークをやっていると解決策はそれなりに出来上がってきたので、そのノウハウを共有させてもらいますね。
集中力が切れてしまう原因は?
「作業してたはずが、10分したらSNSダラダラ見てた….(罪悪感)」なんて経験は誰でもあるんじゃないかな。嫌だよね。
じゃあ、そもそも「集中力が切れる」とは、どういった状況下で発生するでしょうか?
- 不得意:苦手なことをやっている時
- 無意味:成果が出ないことをやっている時
- 退屈:楽しくないことをやっている時
- 疲労:作業しすぎて疲れている時
- 漠然:タスクが明確になっていない時
僕が「なんか集中力が続かないな〜」となりやすいのは、こういった5つの状況であることが多いです。
原因がわかっていれば、対処法を考えるのは意外とかんたん。
集中力を切らさない工夫
① 自分の集中力を過信しない(限界を知る)
そもそも論ですが「自分の集中力を過信している説」はあると思います。
僕の集中力は、最大1.5時間だね。(それ以上はダラける)
「1日に1.5時間 × 3セットできれば十分」と考えて、その作業時間内だけでなんとか仕事が回るように工夫しているかな。
集中できる時間(90分のタイムリミット内)で、ガッとタスクを終わらせる。それが集中力を保たせるコツの1つだと思います。
たとえば「作業開始から90分経つころに外出の用事を入れておく」みたいな工夫をして、スケジュールをうまくパズルできるといいですね。
疲れたら素直に休みましょう。
② やるべきことを洗い出しておく(行動明確化)
「いつ」「何分で」「何をやるべき」が明確だと、集中力が途切れにくくなります。
僕は1日の始まりに「やるべきこと」を洗い出して、それぞれに「クリアタイム」を設定しています。例えば、ある日のタスクカードの一部はこんな感じ↓
クリアタイム制度はおすすめだよ。クリア後は遊んでOKにしてる。
③ 得意分野をメインに仕事する(苦手回避)
集中力が切れやすいのは「苦手分野」に入り込んだ時です。
人間には得意・不得意があります。苦手なことを頑張っても、進捗が遅い→イライラする→成果が出ない→楽しくない…みたいな、泥沼にハマっていきます。
例えば、僕はプログラミングが苦手領域です。
プログラミングスクールに通って挑戦した事もありますが、とにかく成長が遅いし、眠くなるし、向いていなかったですね。
向き不向きはあるよな〜
僕の場合、デザイン・ライティング・マーケティングとか、そっちの方が楽しいんだよね。
得意領域に入ることが「集中力を高く保つ」につながります。
本当に得意なことをやっている時は「仕事だけど時間を忘れてやりこんでしまった」みたいな「のめり込み」が起きる瞬間がなんども経験できます。
④ 楽しめる状況を作る(=楽しくないを避ける)
自分の得意分野でも「楽しくない」と感じる時はあります。自分の好きなデザインだって”つまらない”と感じるは多々あります。
「得意分野なのに楽しくない」の原因を細分化していくと、、この3つが原因かな。
- 作業が義務的になってきている(やるべき化)
- 同じ業務をずっと続けている(マンネリ化)
- 難易度が高すぎることに挑んでいる(ハード化)
やるべき化 → 手離していく
まず、「やるべき」と思って自分に鞭を打ってやる仕事は、パフォーマンスがとても低いです。
自分に鞭を打って「べき」を強いる行為は、自分を大切にしていない観点から危険度が高いね。
「やりたい」に耳を傾けつつ、少しずつ「やるべき」を手放していくと、道がひらけて行きやすい傾向を感じるよ
マンネリ化 → 距離を置く
同じことを続けていると退屈になります。
そう言う時は、思い切って距離を置いてみましょう。 2週間くらい離れてみるといい気付きに出会いやすくなります。
ハードモード化 →誰かに頼る
自分の能力では届きにくいレベルのことに手を出すと、集中力が切れてしまいます。
自分一人で解決できない難しいことは、誰か先輩に教えてもらえる環境を用意して、難易度を下げると解決できることが多いですね。
おわり
たとえ得意分野でも、集中力は数時間で切れるのが自然だからね。
起業したばかりの頃は「1日8時間をぶっ続けでも集中が切れない」みたいなゾーン状態だった時もあるけど、長期でやると身体が壊れるからおすすめできないかな。
- 自分の集中限界を知る
- スケジュールを見極めて組む
- 苦手はやらない&頼る・任せる
で、乗り越えていくのが健全かなって思う。おわり。